Monday, July 6, 2015

イスラムとフィリピン

13世紀〜14世紀に普及したイスラム教

 マフドゥム・カリム1380年アラブ系商人としては初めてスールー諸島ホロ島に足を踏み入れ、交易を通じてイスラム教を広めることとなる。
 シェイク・カリマル・マクドゥムモスクは、14世紀ミンダナオ島シムヌルに建立された国内初のモスクであった。その後、マレーシアインドネシアを訪れたアラブ系宣教者が定住することで、イスラム教が一層広まってゆく。初のイスラム王国であるスールー王国が誕生したのはこの時期のことである。その他マギンダナオ王国ラナオ王国がイスラム教国として殷賑を極めた。15世紀までには北部のルソン島や南部のミンダナオ島の半分がボルネオ島の歴代スルターンの支配下に入り、ミンダナオ島民のほとんどがイスラム教に改宗することとなる。

 その後、1521年マゼランが上陸し、スペイン主権を認めるよう、首長ラプ-ラプへ迫るも、暗殺される。(ラプラプは現在でも民族的英雄)1542年には、ビラロボスが率いる、スペインの遠征隊がサマール島とレイテ島に到着し、そしてこれら諸島をフェリペ皇太子(後のフェリペ2世)にちなんで、フィリピン諸島と名づける。 1565年には、レガスピの遠征隊が、セブ島に到着し占領、スペインによる植民地が確立します。レガスピは、諸島に対して、スペインの影響力を拡大していき、1571年にマニラを占領し、統治の中心として中央広場や政庁と大聖堂等、マニラ市を建設しました。人の到来以前から、マニラ周辺の地域には、マレー人の集落があり、中国人などがさかんに来航して交易を行い栄えていました。1572年には、イスラム教のスールー諸島を除いて、全フィリピンがスペインの支配下になります。

 こう歴史の順序を追って記述していくと、面白いのは実はカトリックより以前に根付いていた宗教は、イスラム教であったといっても過言ではないでしょう。厳密にいうと、イスラム教以外にも、仏教、ヒンドゥー教、アニメズム等もあり、他宗教であったとの資料も見て取れます。
 つまり、現在も続く、ミンダナオ島での宗教間紛争には根っこは非常に深い歴史があったわけです。さらに言えば、現在フィリピン政府と中国政府との関係性は、良くないですが、スペイン占領以前より、イスラム、中国との交易は盛んに行われており、現在でも経済的には中国との結びつきは非常に強い国家です。

Monday, June 29, 2015

ボラカイでのサンゴ礁危機的状況

フィリピンニュースより

フィリピン屈指のビーチリゾート、ボラカイ島の環境汚染が深刻化している件に関連し、国際協力機構(JICA)が同島の環境破壊が進んだ場合、同島の海洋生態系が危機的ダメージを受けると警告した。8日付現地メディアが伝えた。フィリピン国統合的沿岸生態系保全・適応管理(CECAM)プロジェクトの一環として、JICAが日比両国の科学者グループと行った5年にわたる調査によると、同島のサンゴ礁生態系が観光関連活動により深刻なダメージを受けていることが判明したという。JICAによると、同島の衛星画像を分析した結果、ボラカイ島のサンゴ礁は1988年から2011年にかけて70.5%減少。特に観光客数が38.4%増加した2008年から2011年の間に著しい減少が認められるという。
(フィリピンニュースより)

私の意見より

どこまでも、透き通るようなスカイブルーの海が続く、フィリピン。数々の島々からなり、有数のビーチが観光客をもてなす、まるで楽園かと思わせるような絶景の海の景色が環境破壊とは別世界かと勘違いさせてしまう。ここ最近では、フィリピン英語留学ブームも手伝い、日本人観光客も増加傾向にある、私が住むセブ島。出来るだけの、多くの方達にセブの魅力を伝えたい、フィリピンの魅力を伝えたいと思うものの、人が集まれば集まるほど、問題が増加していくのは世の常でしょうか。観光客が増加すると、目当てにしていたセブの自然環境を少しづつ傷つける。
「フィリピンは良い国ですか?」漠然とした質問に答えに窮する。犯罪も多く、警察もイマイチ信用ができない、人々は隙あらばお金を欲しがり、多くの人間が貧困層と言われる。かたや物凄いお金持ち、モールオーナーと呼ばれる一部の人たちは高級な外国車を何台も持ち、まるで王族のような暮らしをする。中間層は少なく、その分外国人が中間層代わりの役割を担う、今でも欧米人のリタイヤメントが若いフィリピーナを捕まえて余生を楽しんでいる。
歌うことが好きで、与えることも好き、基本的なカルチャーは"シェア"である。家族の誰か、近所の誰かがお金があれば、食べ物のようにシェアしてしまう。驚く程、平気な顔で「お金くれ」と問いかけてくる。そこに、打算はなく、純粋に無ければ"シェア"する何でも。優しいのか、厚かましいのか、ワガママなのか、怠惰なのか、何とも言えない複雑な感情を日本人であればもってしまうであろう。一言では善悪を言い表すの非常に難しい。
ある友人の話、フィリピンの繁華街で携帯電話をストリートチルドレンにスられた友人がいた。直後に気づいた友人は、即座に少年に駆け寄り、強く腕を押さえつけた。「携帯を返しなさい」彼の願いも頑なに少年は拒んだ為、嫌がる少年を何とか、取り押さえながら警察署まで連れて行った。その後、友人は警察に理由を説明し携帯電話を返却を強く要請すると、「携帯返して欲しければ、500ペソ(約1,500円程度)払いなさい」フィリピン人の警察官が言った。友人は「?」なぜ、窃盗されているのに自分が。。。。そんな、思いを抱えつつ、友人が500ペソ支払い警察官に渡した。すると、警察官が少年に500ペソを渡し、携帯と交換し、そして友人の手元に携帯が返って来たのである。
少年はお金に困っていたのであろう、警察官は事情を何か把握していたのであろう、なぜ何も悪くない友人が一番損をしている結果になっているのか?全てが納得いかないと憤る友人の話を聞きながら、何ともフィリピンぽくて納得してしまう自分がいた。

Monday, June 22, 2015

夏が近づくと

夏休みです。

6月も半ばを過ぎ、当校では今や夏休み期間中の予約の真っ最中というところでしょうか、アコモデーションの部屋もみるみる埋まっていきます。生徒さんも夏へ向けて、毎週増加してきており、日毎に当校が賑やかになっているような気がしてきます。

先日、4日間程、日本へ帰国し免許の更新をおこなってきましたが、久しぶりの日本に改めて感じた事を書いてみようかと思います。

まず、空港に降り立ち、ふと気付いた事は"静けさ"でした、セブのクラクションと人々の喧騒の中で飛び乗った飛行機を降り立つと、非常に静かな印象の日本が、自分を待っていました。ちょうど1年ぶりの帰国、何か変化しているだろうと、何か変化を期待しながら、京成スカイライナーへ乗車。車窓から見える風景は何も変わっておらず、埼玉の実家まで電車に揺られて変化していない事への驚きがありました。

実家の浦和の駅周辺においても、目立った変化はない印象で、少し驚きを欲しているところだったので、若干残念な気分になりました。これがセブであれば、至る所でコンドミニアムの建設予定があり、各種モール建設予定があり、空港の拡張予定があり、と街並みが目まぐるしく変化しているところ、すっかり老練な雰囲気を醸し出してしまっている日本では、どこか諦めに似た街のモードが漂っている気がしたのです。

経済停滞と揶揄されてから既に20年以上、失われた20年という言葉が示す通り変化を欲しながら変化できずにいる日本を見た気がしました。
TVをつけても1年前と同じキャストの面々、TV番組も何年も変わらないどこかで見た内容、当たり障りのない無刺激なコメント、、、、

70年代は、若者が意見し、アバンギャルドが溢れ、未来を夢見ていたが、その後大人になってしまった日本が、未来を悲観し、若者が黙り、ただ責任感が漂う、窓際管理職のような00年代という感じでしょうか。

Tuesday, June 9, 2015

日比接近

アキノ大統領来日

という事で、南沙諸島での中国の現実的脅威に対抗する意味で、中国の力による現状変更への対抗策として、日本へ接近するフィリピン政府。一方、中国政府は対立を煽り立てるとして、フィリピン政府の指摘を牽制する。
 今回の訪問で、アキノ大統領は、例にナチスを挙げ、明らかに中国を意識した発言を行い、中国からの批判を浴びている。一方、日本では中国を否定する報道がメインストリームでなかろうかと思う。
 天皇陛下訪問の際は、戦後70周年の節目に、天皇陛下直々に、大統領へ過去の侵略に対するコメントとして、「私ども日本人が深い痛恨の心と共に長く忘れてはならないことであり、戦後70年を迎える本年、犠牲者へ深く哀悼の意を表します」と述べそれに対し、アキノ大統領が「「過去に経験した痛みや悲劇は、相互尊重や尊厳に根ざした関係構築に努めるという貴国の約束によって癒やされてきました」返答した。

 日本の国会では安全保障法案が、議論されている真っ最中だと思いますが、衆院憲法審査会では当該法案が「違憲」という判断が下されてしまった。私は現在日本にいないので、日本の世論がどういう反応を示しているのかは、定かではないが、私の少ない情報を掻い摘むと、反対意見が多く噴出しているのではないかと想像している。

 G7では、積極的に安倍首相がメルケル首相等と対話を推進するものの、今やG7には「AIIB」参加組がほとんどとなってしまい、日米の対立中国による、世界軸創造には無理が生じつつあり、東アジア(南沙諸島や尖閣諸島問題)の領土問題には訴えたところで、地政学的にあまり関心が向かない。そんな中、実体被害を訴えるフィリピンと日米強化路線により、中国との対立軸を鮮明にする日本とが、利害一致した結果であろう。

 しかし、フィリピンと日本の立ち位置には気をつけなければいけない、フィリピン政府は「AIIB」に参加表明をしているし、詳しく言えばフィリピンと中国は深い関わりがある。チノイと言われる、中華系フィリピン人(華僑)がフィリピン経済を支配していると言っても過言ではないほど、ほとんどのモールオーナーやお金持ちはチノイである。フィリピンは経済的な連携は中国と深めつつ、領土問題等、軍事面で対立する際に、軍事拡大路線を進む日本と連携を模索しているのであろう。

 こう説明していくと、なんともしたたかであり、非常に参考になる立ち居振舞いではなかろうか、決して強国とは言えないフィリピン政府の"上手い"外交ではなかろうか。日本は「ADB」を通し、フィリピン政府へインフラ整備の為、特に公共交通機関の整備へ融資を行うとの情報もある。つまり、フィリピン政府は「AIIB」と天秤にかけ、アジアで存在感を示したい日本は、「AIIB」に対抗しようと必死に「インフラ融資しますよ」と言っている訳だ。

 日本は本当に、今の日米同盟強固路線で良いのだろうか?もう、少し視野を広げ世界を見渡す必要があるのではなかろうか。

Sunday, June 7, 2015

お誕生日

38度目の誕生日

6月7日私の誕生日でした、かといって何かパーティーのような催しもなく、特段何も変わらない日曜日として過ぎたのですが、、、。

 敬虔なカトリックが多いせいでしょうか、とにかく誕生日を祝ったりと、パーティー的なことが大好きな、フィリピンの方々には珍しかったようで、どこでパーティーをやったのかと何人に聞かれた事か。「特に普通の日だよ」と返答するたびに、「why?」という疑問を投げかけられたのですが、友達がいないからという悲しいセリフも言えず、「そんなに重要ではないよ、誕生日はね。It's Japanese culture!」という嘘を交え、やり過ごしました。確かに、国籍問わず、誕生日はやはり特別な日であり、日本でも通常は誕生日を祝ったりするのが、普通なのかもしれません。

 但し、私個人としてみれば、誕生日という事で何か特別な事が発生したのは、せいぜい小学生高学年程度までで、実際その後は、特に平日と変わらず、通常の日という認識で過ごす癖がついてしまいました。以前のサラリーマン時代は、さらにそれが加速し、誕生日になった日に「あ、今日は誕生日か」と気づく始末で、どちらかというと、クリスマスや、バレンタインデーの類と似て、彼女もいなければ特に重要ではない日となってしまったのです。

 当時の私の持論としては、誕生日は全ての人に1年に1日設定されてるわけで、全員の誕生日を祝うとなると、会社関係、顧客様関係と常に誰かの誕生日ではないか、という何とも、誕生日が一つのタスクのような捉え方で、誕生日を祝うという事に対しては、非常に否定的なスタンスで生きてきてしまっていました。
 そんな時、私の誕生日だと知ってカラオケ屋のスタッフ、1曲ただで歌わせてくれると、サービスだと、(実際余計な御世話なのだが)マイクを渡されて、呆然としてしまった。そうすると、店員が今度はお前は歌わないのかと、ではお前のために、俺が歌ってやるとという展開になり、男のガラガラ声に感謝され、「Happy Birthday!!」。。。。
 こんな時に、どうやって感謝を示せば良いのだろう、今まで、自分の誕生日を意識してこなかった事を、初めて後悔した。 In the philippine 2015.でした。

Thursday, May 28, 2015

日本の競争力

成長鈍化の影響で

 スイスの国際経営開発研究所(IMD)が、このほど発表した主要61カ国対象2015年度版「世界競争力ランキング」では、日本は前年より順位を6つ落とし、27位となった。1位はアメリカ、2位が香港、3位以下シンガポール、スイス、カナダ、と続く。中国は22位で、お隣韓国は25位と前年より順位を一つ上げた。
 日本は、当該ランキングで平均寿命と外貨準備高は1位となったが、財政状態、移民政策、国民の外国語能力が最低水準と指摘されている。

 この類の調査報告、ランキングについて一気一憂するつもりは、全くないが大切なことは財政政策が最低水準と評価されていることである。これについては、注目するべき内容であると個人的には考えている。というのは、現安倍政権は、賛否両論あるものの何よりも経済復興優先するという、公約のもと、高い支持率を確保し現在に至るはずである、それが財政政策が最低水準とは、なんと酷い結果であろうか。サラリーマンであれば左遷である。単純に、評価が低いのみならず、恐ろしいのは、金融緩和で大量に紙幣を市場に供給し(金融市場へ)、その後トリクルダウン効果で実態市場にいきわたるのではなかったのか?このまま、金融市場ばかり膨らむと完全にバブルである、さらには円はもう強くはならない、つまり下がり続けるのだ。

  グローバル経済へ対し、競争力をつけるため、紙幣を大量に刷り、貨幣価値を下げ、結果として価格競争力を持つのではなかったのか。しかし、結果としては競争力は下がり、一部の輸出企業のみが恩恵を預かるような、経済に変えてしまった。確かに、何もせずとも日本は競争力を失っていく、仮にアベノミクスがなくても、あっても競争力は低下していくのも事実である。現在の政府のせいのみで議論するのも、不公平かもしれない。しかしながら、大切な事はシンガポールやマレーシア、香港などの新興アジア諸国、都市が今やアジアの中心となりつつあり、日本の存在価値というのが、今までのアジアの経済中心地として成り立っていた頃とは大きく変容している事にまず気づき、その上で日本という国がどう国際的に、役割を果たしていくのか?という観点が必要になってくる。

 つまり、中国が嫌いとか、韓国が嫌いとか、幼稚な感情論に振り回されていると、何も見えなくなる事を危惧しているのである。圧倒的な市場規模を持つ中国と経済的な連携を深めるべきであるし、電化製品、携帯では韓国がすでに日系企業より圧倒的なシェアを誇る、アジアに来れば一目瞭然である。私は日本の町工場が持つようなニッチな技術力、また建築技術、そういう中小企業が持つ、細かな技術や、仕組みこそ、クオリティーこそが世界に誇れると考えているが、現在、そのような中小企業はますます、厳しい立場にさらされている。
 
 私は営業である、自分の製品の本当の良い部分、そしてよくない部分を知って初めて、より効率的なマーケティングが可能になる、自社製品の分析が間違っていれば、売り方を間違う事になる。売り方を間違えれば、売れない、もしくは買われてしまう。買われるというのは、買い手の良い条件にて商売が成立してしまい、こちらの利益(Benefit )が薄くなってしまうという意味である。営業職風に言えば、今世界に対し、日本の売り方が間違っているような気がしてならないのだ。
  
 

Tuesday, May 19, 2015

貧困と経済成長は別問題

昨今注目されるフィリピンの経済成長

 観光資源は豊富で、まだまだ発展途上のフィリピンではあるが、最大のネックはインフラと貧困である。数値上の試算では今後も目覚しい、経済成長が期待されているところではあるが、実際の実態部分ではどう変化していくのであろう。勿論、未来を語る上で、確定的な事は何一つなく、現状より推測する他はないが、実態としてフィリピンが、今後どう変化していくのかは、個人的にも非常に興味のある事である。

 フィリピンのパラワン諸島が世界でも最も、美しい島という称号を得てもなお、観光立国としての称号はまだ、先は長そうだ。これだけの観光資源を抱えながら、安全性(セーフティー)の部分や、インフラ未整備、健康衛生、情報網未整備、各項目の順位が低く、日本が観光立国第9位に対し、フィリピン74位、タイが35位である事と比較すると、まだまだ、観光に関しても発展途上といえるだろう。資源のみでは、観光立国とは認められないという事で、そこまでアプローチする交通機関や、資源環境、情報環境、健康衛生環境などの整備がない限りは、なかなか前へ進まない。

 経済成長に関しても、全く同様の事が言える、インフラ関係の整備が進まないと土地価格等も思うように伸びていかないだろうし、それを期待している外国資本の投資も増えていかないだろう。はっきり言ってコンドミニアムに関しては、(完全に個人的意見です。)は飽和状態と言えると思う。月の家賃を値下げして販売される事例も散見するからだ、完全に供給過多ではないにしろ、さらなる根本的な社会資本の構築が必要となっている状況ではなかろうか。つまり、コンドミニアムの主要顧客の外国人に対する供給は過多であるが、ローカルフィリピンに対する住宅供給は需要増という、2つのマーケットが違う動きをしているのがフィリピン国内市場の現在である。
人口ピラミッド比較
 最も、経済発展の近道はフィリピンローカル人の底上げであり、ローカル中産階級の創出が一番の課題であろう。そのためにも、インフラ整備は非常に大きな効力を発揮する、現在迄のフィリピンビジネスモデル(就労モデル?)である海外にて就労し、フィリピン国内へ送金する旧然のスタイルから、国内での就労である程度の生活が営んでいける人々を創出できれば、非常に期待できる未来がまっているのではと勝手に期待する。

 但し、注意しなくてはいけないのは、貧困と経済発展とは意味が違う。当然だが、経済発展していくと貧困が減るというのは幻想である、全く別のものであるし、仮に今後フィリピンが目覚しい経済発展をしたとしても、富める者はさらに富み、中産階級が創出できたとしても、以前として多くの貧困層を抱えることとなるだろう。後は、国民が政府がどんな国のあり方を良しとするかの、倫理的な側面でしかない。つまり、社会保障制度のあり方でしかない。

 ふと、頭をよぎるアベノミクスである。株高を呼び込み、円安レートを誘導し、輸出企業に対し、大きな好材料を提供しているアベノミクスも同様である。つまり、数字のマジックである大手輸出企業の数字大きく伸ばせば、全体数に大きく影響する。全体数とは全体の数値であり、全体人間自体の個体数ではない。市場がシュリンクする中、株高を誘引すれば、今後も、企業間格差は広がり、人としての個人格差もさらに広がっていくだろう、そして日本も大きな貧困層を抱えることになるだろう。格差を埋めようとする、フィリピンと格差が広がっていく日本、対照的に見えてくるとまた違った世界が見えて来る。

Tuesday, May 12, 2015

期待膨らむフィリピン経済

期待要因がメジロ押し

 アジア開発銀行(ADB)が、官民パートナーシップによる、フィリピンの鉄道整備計画が近く決まるとの、日経新聞の記事を読んだ。
アジアインフラ銀行(AIIB)へのフィリピン参加の意向を受け、存在意義を発揮したい、アジア開発銀行が積極的に動いた結果と個人的には考えるが、理由はどうあれフィリピンにとっては、非常に良いニュースである事は間違えないだろう。

 フィリピンの最大の弱点は、公共インフラの圧倒的な不足である、公共交通や、電力、通信、公共建築物、道路、全てが未整備で、質の悪い状況にある。ただし、人口統計や、近年の経済状況を鑑みれば、インフラの整備さえ進めば、発展の余地しかないと言うと、言いすぎかもしれないが、現在の平均的な人件費を考えると、不動産含め、まだ圧倒的に低く抑えられている。

 今回、パラワン諸島が世界で最も美しい島に選ばれ、現在空港の建設計画など遂行中である、また、Cleverlearn側にある、マクタン空港も拡張計画にあり、他各地で空港の建設計画がある。政府も、きっとインフラ整備が一番の経済発展の一番の近道である事を知っているのであろう。

 これは、7,107の島からなる、フィリピンでは主な移動手段が旧然は、船であったが、各地での空港建設、そしてそれぞれの空港から街をつなぐ鉄道建設が進む事で、土地、人件費、インフラ投資での雇用拡大、平均賃金が上昇を見れば、中間層の創出と経済発展への条件が整い、今後が非常に期待される。近い将来、さらに快適な語学留学が提供されることになるだろう。
 
 しかし、日本人にとって残念な事は、それに比例して、カレンシーレートも上がっていくだろう、という当然の経済の仕組みである。現在、格安留学フィリピン!!と謳っていても、数年後の経済発展上はそういうコンセプトでのフィリピン留学は販売できなくなってくる。これは、明確であり、何年後になるかは、わからないが、その方向で経済は進んでいることは、明確な事実である事を、知っておかなければならないのである。

 今回のフィリピンの政府の飢餓調査では、調査史上最低値を更新し、フィリピンでの飢餓人口は減りつつある。フィリピン人にとっては、良い事づくめがつづけば、日本人にとっての既存の優位性は失われる。これが、グローバリズムである。

Monday, May 4, 2015

こどもの日

フィリピンの子供たち

 私が初めて、フィリピンに来た時にまず驚いたのは、子供の数でした、街に溢れるほどの子供たちが、街中をはしゃいで回っている、そんな印象を持ったのです。フィリピンでは、今では良くご存知の方も多いとは思いますが、貧富の差が歴然としてある、およそ50%が貧困にあるとも言われている程、一部の富裕層とその他大勢の貧困層という社会が一目で歴然と理解できる。こんな、解りやすい光景はないというくらい、マリアルイーザというあるエリアに入ると、守衛がたち、高級外車何台も並ぶエリアがあり、その下の方にはバラックが立ち並ぶ、バラックではシャワーなんてないのは当たり前で、大きな桶でワイワイとみんなで水浴びをしている、これが、一部貧困家庭のかと言うとそれも違う、50%が貧困ということは、それが普通ということ。

 少し、話が逸れたが、フィリピンの子供たちは貧しさの中でも、とにかく明るくたくましい、それでいて美男美女である。これは、みんな言うから私だけの主観ではないと思う、大人になってしまうと、まあそこそこと言っておくが(自分は非常にブサイクの為、あまり触れたくないですが)子供の頃は本当に、可愛く、まるでCMに出てくる子役のような満面な笑顔があちらこちらに、転がっている。

 また、宗教的に中絶が禁止されていることもあり、10代で子供産むケースも多く見受けられる。このことが子供の数に非常に大きく影響しているのではと考えているが、正確に精査したわけではないので何とも言えない。先日、友人(スクワッターエリアに住む)宅を訪問した際、小さな7歳くらいの子供と2歳くらいの子供を見かけた、お兄ちゃんと妹という関係で、どことなく日本人ぽい顔立ちをしていたので、聞いてみるとやはり、父親は日本人との事だった。

 現在、日本人の父親は行方知らずとの事だ。私も夜は好きだ。風俗も嫌いではない。愛人を作るなとも言わない。ただ、日本人として非常に恥ずかしい気持ちになった。彼らは、現在学校も入っていない、先日路上で「give me money」と旅行者に着いて回ったので、母親が叱ったところだと苦笑いする。
 私がせめて養育費の打診をすればと、私が質問すると、彼女の元交際相手は「金が欲しいならやらせろ」と言ったとの返答が返ってきた。
私自身心の中で、物凄い憤りを感じた。フィリピン人は親日である、その尊敬の念を利用し、最低の人間がいることを、ここに報告したい。
(写真の子供は内容に関係御座いません。)

Thursday, April 30, 2015

フィリピン留学の安い理由

通貨レート

 色々な生徒さんが来る当校では、ご家族、シニアの方など、学生のみならず色々な方が、英語を学びにきます。特に、昨今フィリピン留学の圧倒的なプライスメリットを前に、様々な方に、語学留学という一昔前であれば、非常に大きな壁だった事が、いとも簡単に実現できるようになりました。これは、非常に良い事であると考えております。

 なぜ、フィリピン留学は格安なのか?価格の比較は皆さん、各比較サイトで比較しているでしょうから、私なんかよりきっとずっと詳しいでしょう。では、なぜフィリピンは格安でいけるのか、ここに注目される方が以外に少ない。なぜでしょう。。。
簡単です、フィリピンは圧倒的に人件費が安い、講師への給料が安いのです。

 これは、経済学の問題です、例えば、中国でエアコンを作る、A級品は日本へ行きます、B級品は中国自国で消費され、質の悪いC級品がフィリピンへ輸出される、そのため、フィリピンではクーリングオフなどない、製品に対する保証制度も当然ないです。
 仮に、フィリピンでインフラが整い、経済活動がさらに高レベルで発展していたら、為替レートはもっと高くなり、安く留学を提供することなどできないでしょう。

 さらに、フィリピンでは雇用保証制度などはありません、今日本で問題になっている、派遣切りのような事は、通常に起こります。正社員などの制度はなく、国民全て派遣労働のような物です。そのため、いとも簡単に、必要であれば集まり、必要なければ切り捨てられる、人材に関しては、ほぼ物同様の処理が可能です。
 元々、スペインの植民地として始まり、アメリカ、日本、そしてまたアメリカと植民地の歴史が長い国ですから、そういった雇用制度が普通に日常化しており、先進国との雇用の優遇性がまるで違います。はっきり、言えば奴隷国家の名残でしょう。そのため、貧富の差も大きいのです。

 ここまで、書くと言わずもがな。分かりやすいですね。経済的な質の悪さ故に、通貨レートが安く、円やウォンに対し、まだまだプライスメリットがあり、雇用制度についても確固たる労働者保証制度がないため、人件費も安く抑えられる訳です。その利益を日本人の留学生の皆さんが享受し、フィリピンで楽しめるのです。

 面白いですね。それでも、稀に学生様の中には、「こんなところだとは思わなかった。」「虫がいっぱい。」「安いと言っても、フィリピンでは高いお金払っているんだから」とおっしゃいます。
 でも、仮に日本レベルの通信環境、インフラ設備、全てご満足頂けるようになったら、この価格では、セブへは来れません。そのことに何人の人が気付いているのでしょうか?

Tuesday, April 28, 2015

フィリピン政府

南シナ海情勢

 先日、AIIB銀行(アジアインフラ銀行)に対するフィリピン政府の参加表明のブログを書きましたが、領土問題も同時に抱えるフィリピン政府です。さて、領土問題にはどう対応しているのでしょうか。
 
 実はフィリピンと中国の結びつきは非常に歴史も古く、長い。中国とフィリピン人とのハーフを「チノイ」と呼び、たくさんの中国とのハーフが存在します。もっと深く言うと、チノイはお金持ちが多い、有名なSMモールやアヤラモールなどフィリピンのモールオーナー達は全て中国系です。

そんな中、南シナ海の珊瑚礁で人口島を建設中の中国に対し、フィリピン政府は力での現状変更へ、ただ指を咥えて見ているだけではありません。フィリピンの外務省報道官チャールズ・ホセ氏は、中国の人口島建設により、300エーカー(約1.2km平方m)の珊瑚礁が破壊され、フィリピンに対し年間1億ドルの損害が生じるとの試算を発表しております。また、「中国の大規模な埋め立ては、西フィリピン海の生物多様性と生態系バランスに広い範囲で不可逆的な打撃を与えている」とも述べました。
 
 これに対し、中国政府はしっかりした、環境調査の元、環境保護を順守し、生態学的な環境と漁業資源の保護を十分に考慮していることを強調しています。
 これは、国際海洋法裁判所の判例として、停止命令措置が出る可能性もあることが大きな戦略であると考えます。軍事力、経済力で圧倒的差のある中国に対する、環境戦へひきづりこんだフィリピン政府は今後、どう対応していくのか非常に興味深く見守っております。
 中国という国が、今後世界の中で大きく存在感を示していく中、ただ脅威と煽り立てるのではなく、良い悪いという単純な2次元ではない、多様な方面での連携、または対立を細かく作る事が良いバランスを生むのではないかと、フィリピン政府から学んでしまいます。大抵のフィリピン人は、フィリピン政府を良くは言いません、大抵「crap」(質の悪いの意味)と顔をしかめます。確かに、日常的な賄賂の習慣など、お世辞にもしっかりした政府とは言えませんが、対中国に関しては、日本よりもずっと大人な対応をしていると思うのは僕だけでしょうか?



Wednesday, April 22, 2015

今なぜ海外留学なのか

求められる人材と国際感覚

国際感覚とは、辞書で調べると様々な価値観や文化を理解し、幅広い視点、尺度で物事を見る事。また、狭い単一の価値観に囚われない事。となっております。
日本人の英語学習の必要性が言われて長い年月既に経過してますが、勘違いしてはいけないのは、英語が喋れれば国際的というと、必要条件ではあっても前提条件ではない事を十分に認識する必要があると思います。

 つまり、英語を学ぶことは昨今、オンラインの充実などによって生の英語に触れる機会は断然に増え、国内においても英語学習の必要性の認識は以前より、ずっと高くなってきていると感じます。当然、それに比例し英語学習を提供する場は増え、今では、人によって幼稚園や小学生の頃から触れているお子様たくさんいらっしゃいます。

 英語のスキルという点では、今後、日本人の語学力は低い、と言われ続けていたのも、過去のものとなっていくのではないでしょうか。しかし、国際感覚といえばいかがでしょうか。フィリピンにきて語学学校みると非常に分かりやすいのですが、現在、フィリピン留学が活況を呈している中、日本人の学生が非常に増加傾向であります、そのため、日系の語学学校が次々誕生し、充実の日本人スタッフ、日本仕様の設備、そしてたくさんの日本人学生、日本人に向けた専用カリキュラムなど、日本、日本、日本と続きます。

 彼らは、なぜ海外留学するのでしょうか?セブのリゾートを堪能しつつ、英語を勉強したい。なるほど、賛成します。セブはリゾートも充実していて、フィリピンの中では一番、外国人にとって住みやすい環境ではないでしょうか。
 また、将来海外での就職、就学、やボランティア活動に興味あるという方もたくさんいらっしゃいます。そのために英語を学びたいと、そして日本国内では体験できない、国際感覚を学びたいと。

 そのような方は、フィリピンで英語を学んだ後に、きっと様々な文化の違いに苦労するでしょう。フィリピンの通常の語学学校では、国際感覚は身につきません。フィリピンにある日本人向け、もしくは韓国人向けの学校でしかないからです。もっと言えば、はっきり言うと感覚的には日本人と韓国人は理解しやすいといえるでしょう。歴史的な問題が様々ありますが、文化的な違いといえば、中東の学生さん達の比ではないからです。価値観自体は非常に近いのです。

 このような事実ですら、知らない人もいる。韓国自体は非常に文化的に、思考的にもはっきり言って、近い民族です。当然です。しかし、それが距離が離れれば、さらに違いが出てくる。特に、日本人は内に篭りがちです、例えば、主張しなければお釣りを返さない店もあります、黙って立っていてもお釣りが返ってこないんです。諦めて、ぶつぶつと言って帰る。そこで、話せば返ってくるのに、「フィリピンは最悪だ」と愚痴を言う。それは、日本という国で、黙ってても、あなたの権利が保護される、非常に礼節な民族の国に住んでいるからです。

 つまり、私が言いたいのは、せっかく飛行機のチケットを買い、海外へ渡航し学ぶのですから、英語はもちろんの事、国際的な感覚、色々なものの考え方(そこに受け入れるか、受け入れられないかは別として)に触れることが何よりも、貴重なベネフィット(有益な事)と感じるからなのです。

国際色豊かなCleverlearn に私がいる理由の一つなのです。

Sunday, April 19, 2015

TPP不参加決定

新たな方向へ舵を切る。

 フィリピンは今回アメリカとともに推進してきた、TPP交渉の参加継続を打ち切る形になった。理由としては、外国資本に対する規制緩和をする上で、憲法の改正や法律の改正が必要になったため、その時間はない(妥結目標2016年6月迄)との理由だ。
 これは、明らかにアメリカ覇権から、中国覇権への移行を示し、TPP対抗策として、中国が推進するアジア地域包括的経済連携(RCEP)には今後も積極的に参加していく意向である。これは、長年、アメリカの植民地としてあったフィリピンの歴史からみても非常に大きな決断ではないかと考える。フィリピンにおいては、中国との領海問題で未だに、小さな衝突が繰り返されている、それにも関わらず、経済協定は中国を選んだ、未来を考えた時には、至極当然の選択言えるだろう。

 ここで、日本と比較すると面白い。日本は中国との領土問題を抱えている、その地政学的脅威である、中国に対し経済面でも対立をしている、つまり対米追従のスタンスを崩していない。しかし、フィリピンは日本並みにアメリカとの結びつきは強い国家であった、かつ中国との領海問題も未だ未解決、一触触発の状況であるにも関わらずだ。
 日本の政権の選択との逆を行ったわけである、これにはインフラというフィリピンの抱える大きな問題がある、インフラは未整備で、フィリピンへ進出を計画する企業の大きな障壁となってきた、未だにインフラは十分とは言えず、電気料金も他発展途上国と比較すると、異常に高い。しかし、今後はアジアインフラ銀行に期待しているのだろう。

 確かに、フィリピンでさらにインフラの整備が進んでくると、フィリピンの経済は一気に発展する要素が整ってくる。人口は現在21歳〜22歳の世代が最も大きいボリュームゾーン、これから仕事、結婚と色々展開していく世代である、持ち家も欲しいだろう。
 つまり、インフラさえ整えば、人口統計からみても確実に発展していく事になるだろう、非常に高い貧富の差への政府の対策がどの程度、効果がでるのか未知数であるが、人口が日本を越す勢いのフィリピンにおいて、新たな中間層が創出できれば、フィリピンの将来は非常に面白い。

Thursday, April 16, 2015

悲しい事実

マニラ市街戦

 フィリピンというとどんなイメージか尋ねると、すべからく皆さん、歌や踊りが大好きで朗らかで、陽気で人懐こいなど、明るいイメージがありますが、フィリピンは悲しい歴史の連続です。

 第2次世界大戦では、日本とアメリカとの激戦地となります、その中でマニラにおいては、市街戦が繰り広げられ、一般市民10万人が死んだとも言われており、その戦闘の様は特に凄惨であったといわれております。

 当時、日本帝国へ対抗するアメリカの支援するゲリラ団体が複数存在しており、その報復を恐れた、日本軍は一般市民も巻き込み、殺戮を行った経緯もあります。
 また、マニラ市街戦においては、アメリカ側も被害を最小限に食い止めるため、砲撃による攻撃を繰り返し行い、多数の市民の死者をだしたとも言われております。

 史実の詳細はここで議論するのは、避けたいですが、いずれにせよ不幸なのは、アメリカと日本という他国同士の戦争の戦地となり、多数の一般市民を巻き込んだ、凄惨な悲劇が繰り返されたことは紛れも無い事実です。

 そのような歴史が存在しようとも、日本という国に対し、フレンドリーに接し、時に尊敬の念さえ抱く彼らの、懐の深さ、許容力に感銘を受けます。昨今のフィリピン留学ブームに乗り、多くの若者がリゾートへ英語学習へとフィリピンを訪れます。綺麗な海を眺め、陽気な人々と触れ合い、異文化に触れる事は大変有意義な思い出になるでしょう。
 ただ、少し視点を変え、歴史からフィリピンを見て、そして現在のフィリピンを眺めると、また違った逞しさのような、心の強さを感じれるのではないでしょうか。

Monday, April 13, 2015

郷に入っては、郷に従え

国際感覚とは。

 一言に国際感覚を養うというと漠然としていて、具体的に国際感覚とは何かということを定義するのは難しい。国際感覚という言葉のみが一人歩きをし、国際感覚はグローバル社会に必要な素養だといわれるが、具体的に何を指すのか?イマイチ明確ではないのである。私自身も明確な返答には苦慮してしまう。つまり、正解がない。

 それでは、今日はフィリピンから見る、国際感覚とは何かを定義してみよう。例えば、トイレ、フィリピンではティッシュは流せない。お尻拭いた後、ティッシュを流してしまう人は、日本式である、トイレの詰まりを想定する必要があるのだ。
 また、食事もそうである、当然高級レストランに行けば、美味しいものは食べれるし、日本食もある、但しこれはリゾートである。非日常を体験するための装置として、存在する、日常は違う。日本なら、吉野家のような安くて美味い店が山のようにある。これは逆に珍しいといって過言ではないであろう。一般的にチープな食事は味もチープである。フィリピンも例に漏れない、物価が安いと言って現地のローカルな食事が食べられなければ、生きていくのは難しい。
 また、現地の人は時間を守らない、いや最近気づいたのだが、守れないのである。交通機関や道路等のインフラが整っていない、渋滞に巻き込まれれば遅れるし、タクシードライバーはよく知っていて、渋滞時間の渋滞エリアへは行かない。というよりは、メーターだけでは行ってくれない、チップだ、追加費用だと請求してくる。日本のように、どこでもお客様は神様です、と言って送迎はしてくれない。

 まとめると、こうだ。多少汚いトイレでも用を足すことができ、多少不味い食事でも生きて行くことができ、何時でもどこでも均一なサービスを受けることはできないので、それを許容できる度量と、その困難にも打ち勝つタフな精神という事か。

 書いていて思う。。。これが国際感覚? 海外マーケットへ打って出るビジネスマンのイメージがこれか?と思うのではないか。でも、はっきり言う、よほど大きな投資家や、よほどの大金を動かすようなビジネスマンではない限り、これが現実だ。これがベースにあり、仕事をするのである。つまり、私が言う国際感覚とは、昔の人が言う「郷に入っては郷に従え」る事が大切なのである。

 この言葉、非常に的確に捉えていると感心するのは私だけであろうか?

 






Tuesday, April 7, 2015

ミンダナオ島

44人政府側戦死の真相

 ミンダナオ島では、以前よりモロ・イスラム戦線(MILF)との交戦が度々繰り返されてきた、実は、私も友人の結婚式でミンダナオ島に行った経験があるが、街としては穏やかな田舎町に行ったのだが、所々に政府側の検問があったりと、確かに何かある気配のする雰囲気が漂っていた、ただし実際としては、至極穏便に当の旅行は終わっている。

 度々の交戦を繰り返してきた彼らだが、2014年10月には和平への枠組みが承認され、2016年6月迄には新自治政府創設に向け、和平へと向かう折であった。
 そんな中、2015年11月に私は旅行に訪れ、その後2015年1月25日に事件が勃発する。政府側軍隊とモロ・イスラム戦線側の部隊が衝突、政府側44名死傷(モロ・イスラム戦線側はそれ以上とも言われる。)その後、議会においての真相解明が議論となったが、色々と複雑な事情が見え隠れする。

 予備知識として、モロ・イスラム戦線の支配地域は豊富な天然資源が眠るとして、日本はじめ各国の人道支援名目の資源争い計画が展開中の地域である。
 
 その中で、今回の衝突の背景にアメリカの影がちらつく、はっきりとアメリカ側も無人偵察機、地図の提供などの当該作戦の協力した事を認めているが、一説によると当該作戦の指揮すべてをアメリカ主導での行ったとの見方をするコラムもある。

 結局、フィリピン側が和平へと積極的に取り組んできたことが、これでさらに遠のいてしまった、確かに従前より衝突が絶えず、その中で市民含めより安全な、まちづくりを行ってきた、以前旅行したと前述したが、実際ラナオ州のある市( ミンダナオ島)の市長は母がイスラム、父がクリスチャンという若い男性が市長であると、地元のホテルの方から説明を受けた。つまり、彼らも和平を望んでいるのだ。

 しかし、実態としてはまた衝突が起きてしまう、その背後にアメリカの影がちらつく、彼らは、実際として平和を本当に望んでいるのだろうか?資源と金と覇権主義がちらつきながら、個人的な思いを巡らしてしまう。(自治政府創立によって一番困るのは、人道支援目的で、資源開発への投資を計画中の各国では?そこに新たな自治権が発生すると)
 
 アジアインフラ銀行では、中国のガバナンスが一番の問題である、とのアナウンスをよく聞く、要は本当に公平なルールに則った融資分配がなされるのか、債権回収できるのか、など不透明な部分が多いという日本政府の見解である。

 現在のアメリカという国家に公正な判断が可能か?日本政府に対してもである、、、
先日、コメンテーターの古賀さん「報道ステーション」での政府批判をして、番組降板する事となっている。インターネットニュースによると、新政党を画策している古賀氏のプロパガンダに当該番組が使われた、また、政府もその動きを察知し、政府の批判をする古賀氏を出演させる「報道ステーション」への圧力をかけたと正当化するような意見が羅列される。報道は公正であるべきだとの論調にはびっくりする。その公正の判断は誰がするのであろう?政府?これが公正か。

 どちらが、公明正大なのだろう、私は今の日本政府、アメリカ政府、強固な日米同盟が正しい国家と捉えるのは危険であると感じている。明らかに、今までアメリカ主導で流布してきた、価値観というものの統一性は明らかに多様化しているのである。多様化、つまりそれは、一つの物差しでは計れない事を意味する。もはや、公明正大の物差し自体が、パワーバランスの変化によって、多様化しているのだ。

 それを、しっかり理解せず、中国を後進国とどこか見下し、「ちゃんとできるの?」と高みの見物をくくれば、気づけば国際感覚の欠如した日本国家が出来上がる。要は、国際感覚が変化しているのに、従前の国際感覚の中で、「昔は良かったな」と呟く、引退者になる。

Monday, March 30, 2015

中国とアジアと世界と

アジアインフラ銀行に興味あります。

 アジアインフラ銀行に非常な興味を持って、眺めている。ドル決済、ドル金融資本への対抗であるのか?また、中国覇権の台頭を明示しているのか?色々と各国の思惑が巡り、まるで関ヶ原の合戦のようであるが、日本はどうするべきなのかと、戦国時代の合戦を高みの見物をする様子で眺めているのである。

 異例の米国の参加規制令が敷かれる中、次々に雪崩を打ったように、中国へと寝返る姿は、明らかな歴史の転換点をみている気がする。どちらに、民主主義と大義名分があるのか、そんな事は存じません、というように理性は働かない、ただ野望と欲望が入り乱れた打算こそが真実という感じでしょうか。

 報道は様々で、参加した方が良いとか、危険であるから参加しないほうが良いとか、憶測と中国、アメリカの綱引きがあるのと同様に、報道も同じく綱引き合戦である。ただ、確実に言えることは、もう既にアメリカにおける世界コントロールは終焉を迎えたのであろう。学者でも何でもない自分は、何が経済的なリスクで、何が経済的な効果なのかは論じることはできない。但し、日米安保や、対米従属路線は世界的トレンドではないよ、と明らかに明示されてしまった。

 今後、日本が取るべき行動は?私にははっきりした意見はないし、未来を予測するほどの博学も持っていない。但し、一つはっきり言えることは、現在トレンドから外れつつある日本が明確なビジョンが見えてこない事だ。中国覇権主義と称する、反中組織はきっとシルクロード経済圏や、人民元経済圏に対し、恐れを抱く。また、親中論者は現在のトレンドから外れた日本を憂う。いずれにせよ、はっきりと自覚する必要があるのは、既に日本はアジアの盟主ではなく、奢っている場合ではないということ、その立ち位置をしっかりと把握した上で、アジアでどう必要な国家として成るか。ここが、一番重要ではないかと思う。

 時代錯誤の日本回帰運動のような、現政権では対米従属路線を崩さず、古き良き日本を取り戻そうという事でしょうか?

Tuesday, March 24, 2015

What Wonderful World

好きな曲

 1968年にルイ・アームストロングの歌唱でヒットした名曲。僕の大好きな曲で、彼の独特な声が単純な歌詞の簡単な語彙に、何か強い意味を感じさせてくれる。
作詞・作曲はG・ダグラス、ジョージ・デビット・ワイスで、彼らがベトナム戦争を嘆き、平和の世界を夢見て作ったという。その後、映画の挿入歌や、コマーシャル中に使われ、私が知る事となるのだが。

 2014年の調査によると、前年比28%と戦争での死者数を大きく伸ばした。今、現在を憂う人はどの程度いるのだろう、過去に比べ人は物事を言わなくなったのだろうか?それとも、言いづらい環境がそうさせるのか?理想主義的な事をいうと、現実離れしているとの指摘を受け、相手にされないのだろう。

 ヒトラーは選挙によって選ばれている、当時の人々は1929年の世界大恐慌の混乱から新しい改革を求め当時の新しいムーブメントへと投票行動が向かったのだろう。今の現在から思うと、なぜあんな独裁政権が成り立つのか?と疑問を思う人も少なくないだろう、実際その最中の生きている人々は、気づかない。大きな変化は、ときにゆっくりとダイナミックにそして、日常に起こる。

 非日常的に、大きな変化を感じたら、それは違うのだろう。明らかに、ダイナミックに変化している時は、日常が変化していくのであろう、つまり日常、通常、が変化していくから、大きな変化になる。だからこそ、気づかない。
 what a wonderful world には非日常は描かれない、戦場の悲惨さでもなく、日常をゆっくり、しかし、しっかり眺め、素晴らしいと言う。これが、人間の本質であるのに、政治が人の本質から外れてしまった。何が幸せか、すぐそこにあるのに、気づかず、盲目的に人を憎み、他国を憎み、そして勝ち負けをつけるのだ。

I see trees of green, red roses too

I see them bloom for me and you
And I think to myself, what a wonderful world

I see skies of blue and clouds of white
The bright blessed day, the dark sacred night
And I think to myself, what a wonderful world

The colors of the rainbow, so pretty in the sky
Are also on the faces of people going by
I see friends shaking hands, saying how do you do
They’re really saying, I love you

I hear babies cry, I watch them grow
They’ll learn much more than I’ll ever know
And I think to myself, what a wonderful world
Yes, I think to myself, what a wonderful world


Sunday, March 22, 2015

ハリルホジッチ

新日本代表監督 ハリルホジッチ氏就任

 新サッカー日本代表監督にハリルホジッチ氏が就任し、先日新日本代表候補の発表が行われた、フィリピンでは、サッカーは決してメジャースポーツではなく、どちらかというと、マイナースポーツである。その為、サッカー観戦が好きな自分としては、サッカー観戦はひたすらYou-Tube に委ねられる。

 インターネット情報で、情報の真偽は不明だが(実際、ハリルホジッチ監督を自分は知りませんでした。)フィジカルコンタクトを重要視をし、とにかく厳しい規律のもと、強靭な精神(粘り強いフィジカル)を求めるとの情報を得た。

 なるほど、国士舘大学出身の私にとっては、強靭な精神と日々の鍛錬とは、何と昔懐かしい響きであろうか、いづれにせよ、さらなる新日本代表の飛躍を期待する。

 ちなみに、私は学生時代は野球部に所属していた、運動神経はそこそこ良く、一番ではなかったが、レギュラーではあった。小学生の頃もひたすら野球に没頭し、中学でも順調に野球部となった。その後、高校生になり、遊びに目覚め、部活動を途中で放棄し、HipHopを好きになり、自称B・BOYとなる。
 この変遷でお気づきになったであろうか?私は人生ほぼ、坊主頭である。野球少年から、B・BOYである、野球帽からベースボールキャップに被り変えただけである。

 私の人生に長髪期間はごく僅かであった、20代後半には既にハゲ始めたのだ、そして現在も坊主である、現在は消極的坊主である、ハゲ頭への他の対処法を知らない、結果坊主となった。

 そして、未だにふと思うことがある、当時私の通っていた小学校には、二つの少年クラブがあった、ひとつは野球で、もう一つはサッカー、どこにでもある普通の小学校である、当時野球のユニフォームに憧れ、野球少年クラブに私は入団した。そこから、私の坊主ヒストリーが始まったのだ。仮に、サッカー少年クラブに入っていたら。。。。。

 中学頃より、ずっと考えている。サッカー部と女子テニス部仲睦まじく、戯れている、横で先輩より支持を受け、えろ本を買いに行った時も、、、。そして、早々とハゲ始め坊主頭でしか、生活がままならなくなった時も、、、なぜサッカー部に、私は入らなかったのか?その、自分自身に対する疑問が、今の私のサッカーファンとしてのモチベーションとなっている。仮に、自分に息子ができたら伝えよう、絶対にサッカー部の方が君のためだよと。

Monday, March 16, 2015

本日の日本のニュース

性能偽装問題

 東洋ゴム工業が製造する免震ゴム偽装問題で、不良品が使われた役所の庁舎12棟のうち、茨城や静岡、岐阜、三重各県の計5棟が16日、新たに分かった。すでに高知や愛媛、大阪、長野各府県の計7棟が判明しており、12棟の庁舎の内訳がわかった。
 
 合計全国に55棟の仕様実績があるようで、問題の製品は建物の基礎部分に使用され、伸縮で地震の揺れを吸収し、建物に伝わりにくくする建築用の免震ゴムである。
 国交省は同社に、所有者へ説明し、設計者らと協力して建物の安全性を調べた上で、改修・報告するよう指示。同社は会見で、担当者によるデータ改ざんの可能性を示唆した。会社側によると、問題の免震ゴム子会社の東洋ゴム化工品が製造、製品評価は工場の課長代理が10年以上にわたり1人で担当していたとする。

 このニュースを耳にし、まず最初に頭に浮かんだのは、当時国会参考人として国会招致を受けている、ヒューザーの小嶋代表で有名になった、姉歯事件が蘇る。当時構造計算書の偽造により、鉄骨量の不足や、耐震構造への不信が問題になり、耐震偽装問題と発展した。その後、建築基準法の改正等の端を発した形になった。結果、会社ぐるみというより、個人が勝手に違法性をしりつつ、顧客満足充実の為、行った事と結論づけられる。

 当時より、建築業界の手抜き工事が話題になっており、まさに顕著な事例としてお茶の間の話題をさらっていったのだ、そして今回の免震ゴム性能偽装問題である。そして、最後の1行、今回も製品評価を一人で担当していた、課長代理に全ての責任問題がいくのであろうか?問題の本質は、過去も現在も何も変わっていない。人に責任を負わせ(実際、当該担当者にも当然責任はあるのだが)本質的な問題はそのままに、会社に、行政に、文化的資質として残り、未来へと繋がっていく。その事に誰も気づかないまま、また繰り返されるのであろう。

 はっきり言うと本当に責任取るべき人間がいるのである。ただ、それだけである。明らかに高給をとり、全ての責任(例え、周知していなくても)を取るべき人間がそこにはいる。ただ、出てこないそれだけである。だから、繰り返す。

 武士道とは、責任ある立場にあるからこそ、言い訳せず、命を捧げる。そういう人間に人はついていき、そういう人間が高給となる。彼らは、命をかけるから周りが納得する。責任とは漠然としている概念である、実際、何か起きたら、誰も責任は取れないというより取り返しはきかない、タイムマシンはないのだから。だからこそ、その時に人前で腹を切れる人間が必要だったのである、現在はそのような気骨のある日本人はいなくなってしまったのであろう。昔風に言うのであれば、保身に走る者ほど意地汚い。
 
 



Thursday, March 12, 2015

アジアインフラ投資銀行

英国が参加表明

 中国が中心になって、提唱しているアジア地域の社会資本に投資すること目的とした銀行。既に27カ国が参加表明しているが、日本、アメリカは参加表明していない。アジア開発銀行が存在するため、根拠が薄いというのが理由である。
  それが、今回英国が参加表明をした、その後日本政府は遺憾の意を表明したらしい。。
日本では、中国人の爆買いが有名になり、いまや中国は世界の中のお金持ち国家になった、貧富の差や、国内情勢の不安定さはあるものの、大きく捉えれば、もはや中国の時代と言って良いだろう。
 
 しかしながら、日本の報道は中国の不安定さや、国内問題の複雑さを報道し、真の姿から目をそらそうと躍起になっている。少し、国外にでれば簡単に理解できるはずだ、今や香港や上海は既に、東京より物価が高く、シンガポールも同様である。いつまでも、アメリカと一緒になって戦争できる国を目指す、前近代的な古い思想で凝り固まっている、現在の政府、安部さん、残念ながら国際感覚が豊かだとは言い難い。

 また、日本の報道が劣化しいくと同様に、国民の教養も同時に劣化していっていると感じる、世界の情勢や、問題の本質を全く知ろうとしないし、探求する事や、発見することを、未知の領域の開拓への不安感のみを煽り、避けている。何がしたいのか、海外から日本の状況を客観的に見ると、未来の見失った国民を扇動している安部さんとしか写らない。その事を、どれだけの日本人(知識人含め)理解しているのだろうか?

 鳩山氏がウクライナへ訪問し、叩かれているが、では誰が正確にウクライナの情報を把握しているのか?報道は?政府は?誰もいない、ただの国家戦略の中でここは、経済制裁だ〜。とか、空爆だ〜。と言っている。Why? The reason?根本は何?
 鳩山さんが素晴らしいとも思わない、但し、本質を理解しようとする姿勢は他の方にあるのか?ないのか?たぶんない。
 
 ネット上では、日本賛美の報道量が多く、中国・韓国に対する批判的報道が主流である、色々な歴史問題に対する言及は避けるが、いずれにせよ経済的には中国やアジア諸国との連携なくして、既に日本は生きられない。日本がアジアのリーダーであった時代は終焉をむかえつつあるのだ。しかしながら、日本の良いところは山ほどある。それをなぜ生かさないのか?ずっと疑問が残っている。

 技術力は建築技術、製造技術、ハイテク技術どれをとっても、世界一であると私は考えている、勤勉な人間性、真面目な性格、なによりも海外で働くと感じる、仕事に対する責任感の強さは、類を見ない国民性だ。(フィリピンでは仕事に思い悩んで自殺等、考えられない。)
 しかし、現在は不安を煽り、海外へ派兵し世界貢献と言っちゃってる。戦争したことない軍隊が、実は日本の特技だったとは思えないし、報道は本来、政府への批判役であるはずが、政府の宣伝屋になっている。

 自分は別に日本は憂う事はしない、はっきり言って政府に何も期待しない、誰も読んでいないだろうから、ショッキングな意見を言えば、北朝鮮を「マンセー」とバカにしていた昔と、同じ感覚で日本政府を眺めてしまう。

Monday, March 9, 2015

TPPについてと安倍さん

環太平洋戦略的経済連携協定

 TPP とはTrans-Pacific Strategic Economic Partnershipの略である、反対、賛成と緒論色々とあり、問題もあるのだろうが、ここでは良い悪いを判断すること避けたいと思う。私は、経済学者でも政治家でもないのでご理解頂きたい。
 本日のニュースで、アメリカの意思統一がまだ、不十分であり、TPP関連法案である、TPA法案がアメリカ議会の議決が5月〜6月頃にずれ込みそうとのYahoo Newsを拝見した。また、Yahoo Newsによると、さらに信任がずれ込んだ場合は、次期政権(オバマではなく)に判断が委ねられ、実際白紙へ(交渉中断)の可能性も出てきたという。
 問題を沢山抱えながらも、勇み足で進めてきた印象のTPP交渉、当然各国の国民は不在のまま誰が、締結を急ぐのか分からないまま、国政情勢は回る。

 ここ、最近ではニュースを眺めても、何も掴めない。かつて、大学受験者などは、社会の時事に興味を持ち、日経新聞や朝日新聞等、各社新聞紙を抱え試験会場に臨んだものだが、今ではマスメディアの劣化は激しく、何の教養も得られず、ただただ、国家の許される範囲での、当たり障りのない不毛なニュースが踊る。
 明らかに、ここ最近で大きく世界情勢が変化しているのを感じる。特に、海外で暮らしていると尚の事である、様々な国の情勢が飛び込んでくるのにも関わらず、日本のニュースは意外に朗らかである。危機感というよりは、何か現実味がないのである。

 ここで、私の持論を披露しよう。たぶん、誰も興味無いブログであるから、良いでしょう。海外に住んでいれば、いるほど日本の凄さを感じる。日本はアジア諸国と比較すれば、完成された国家であるし、技術力、教育(教養)、インフラ、人のモラルと何れをとっても、先進国である。改めて、先人たちへ敬服する。
 ただ、今現在日本は人口減少とともに、経済縮小の分岐点にたち、未来を模索している状況なのであろう、これは日本人として全体の理解であろうと、私は考える。それであれば、現体制は何を目指し、何を新たに日本の産業、または新日本基軸としようと考えているのであろうか?アベノミクスなど、聞こえの良い文言が並び、2014年末に圧勝した安倍政権は、円安誘導、そして安全保障問題と積極的に展開しているように見受けるが、根本的な問題の解決に何も示してくれていない。問題の根源はそこにあるのではないか?と考えてしまう。

 国民不在とはよく言ったもので、まさに国民不在のまま政治が動いているような気がする、それは、日本だけではなく、世界各国がそのような動きに見て取れるのだ。世論という漠然とした総意を作り出し、勝手に動き出す、日本も然り、他国も然り。日本では借金は莫大に膨れ上がり、先進国一のありえないバランスシートを見て平気でいる。商売の基本は信用です。これは、私が新入社員の頃に叩き込まれた、原理原則である、商売の基本は信用なのである。
 つまり、私の持論を展開すれば、信用創出こそが、最も必須の国家戦略であり、国民を騙すような、他国を騙すような、詭弁と広告代理店のように、世論を創出する事は、本当の意味での国家運営ではない。あくまでも、これは手法であり、目的ではないのだ。今の日本経済は、目的を見失い、手法(スキル)のみ行使し、その場をしのごうとするようにしか見えてこない、ただただ、戦争をできる国家にする、これだけが目的意識としてはっきり見えて来るのである。
 
 日本が今後、どうあるべきか?難しい質問であるし、誰もが返答に苦するであろう。上記に述べた、技術力、教育(教養)、インフラ、人のモラル、ここにヒントがあるのでは、ないだろうか?私の、浅はかな知識で、ふと日本を憂うのだ。

Thursday, March 5, 2015

2015年3月6日:金曜日はやはり楽しい

Happy Friday, Oh my GOD!

 毎週、金曜日に当校では、卒業式(Graduation Ceremony)を行う、先日来てくれた生徒さん達がぞくぞくと卒業していく。特に、卒業旅行シーズンも終盤に差し掛かってきた昨今では、特に顕著で、週ごとに学校から人が離れていく。寂しい季節になってきました。
 
 しかしながらも、万国共通で、金曜日もしくは休み前は、わくわくするものです。本日も、また生徒さんが減っていくという、感慨を感じながらも、徐々に思考が今日の夜は、どこに飲みに行こうかなという、ヨコシマな気持ちに変化していく自分を、小馬鹿にしながらも、欲望の渦に落ちていく快感に身を委ねながら、、夜の街に消えていく。

 ふと気づくと、サラリーマン時代の行動と何ら変化していないことに気づく。6時を回れば、どこのお店に今日は顔を出そうかな?と思いを巡らしながら、残業時間をやり過ごし、夜の上野仲町商店街に消えていったあの時と同じである。

 最近は、住む国をいくら変えようとも、基本的な私が変化しなければ、何も変わらないんだなと、改めて実感する。つまり、フィリピンがいかに親日といえども、顔がイケテナイメンでは、もてないし、日本人でも貧乏な日本人は相手にされないのだ。まあ、当然と言えば当然だが、日本では、全くもてなかった私が、フィリピンに来て、突然モテるようにはなる訳がないのである。これは、説明すれば当然の理屈であるが、微かな期待を抱いていた、私にとっては改めて自分の浅はかさを気付かされる。

 ついには、悟りに近い境地になってしまった私にとっては、彼女なんていうのは、それは食べれるのかい?と聞いてしまいそうになるくらい、どこか遠い世界の出来事になってしまった。フィリピンでは、まだまだ近すぎるという訳では、ないであろう。ふと、学生時代のモテ期を思い出す。目を細めても、忌まわしい記憶ばかりである。モテ期はなかった。フィリピンで神様なんかいないとは、恐ろしくて公言できないが(なぜなら80%以上が敬虔なカトリック)、小声で日本語でささやく、神様はいないな。

Tuesday, March 3, 2015

経済動向はどこ吹く風

情報量

 圧倒的に、情報量が少ないフィリピンでも、特に困らず生活ができてしまう。これが、不思議でしょうがない。日本にいた頃は、とにかく経済動向に注視しなければと、先入観のように毎日、日経新聞に目を通し、投資家でもないのに株価から経済動向を予期してみたり、していた。今思えば、情報中毒というか、特に関連性の無い各国の動向に一気一憂していたのだ。でも、今はまるでない。それでも、まるで困らない。

 まず、大きな原因はリーマンショックの影響は大きかった、とにかくアメリカの見ず知らずの人たちの債権が破綻しただけなのに、我々含め、多くのジャパニーズサラリーマンが慌てふためいたのだった。当初計画されていた、年間計画が狂い、営業戦略もグタグタになってしまい、誰も先が読めなくなってしまった。その為、事前に危険を察知しようと、また追い風を捕まえようと、必死で情報を漁るようになってしまったのだ。

 ただ、今振り返ると、否定はしないが、その情報自体の信用性は疑問である。誰も予測できない経済動向を、年始になると各シンクタンクが発表する。それを眺めながら、年間営業計画を策定していく、マクロから落とし込んだ下げ率や上げ率を、自分の顧客マーケットに当て込み、策定していく。しかしである、その数値すら当たっていない、そこから策定した計画等は机上の空論である。それでも、色々なアクシデントの中、荒波の中、ジャパニーズサラリーマンは必死で営業計画の完遂を目指す。何か、けな気である。

 つまり、最初から不確かな、経済動向白書を参考に組み立てた、サラリーマンの営業戦略は、またこれも不確かであるにも関わらず、経営陣は計画書の完遂を必達と言い張るのである。これは、可愛そうである。
 今、私はフィリピンにいる。経済ニュースは垣間見る程度に確認するが、だからと言って一気一憂はしない。必達目標は存在するが、イレギュラーは皆、理解してくれる。居心地が良い、というよりは人間らしい。ミスは起こるし、想定外は存在する。その中で、誰かのせいにして、計画立案の責任を取らせる、そんな責任感とガムシャラに数字と向き合うジャパニーズサラリーマンをまるで、主従関係の頃の武士のように、私は思う。

 最近の日本はどうなのだろう?漠然とした疑問が頭によぎる、今日この頃である。

Wednesday, February 25, 2015

チームプレー

シーズンによる学生数の違いから見る文化

特に、日本人は季節によって入学される人の数がまるで違う、当然7月〜9月は繁忙期となり、その後生徒数は減り、11月〜1月は閑散期となる、2月〜3月も大学生の卒業旅行シーズンを利用した短期留学の方々で溢れる。

他の国よりも、明らかに時期別の波が激しい、これは同時にみんなが、それだけ同じタイムテーブルで動いている証拠なのだろう。いつでも、On timeで動く日本人は、年間スケジュールも同様に動くのであろう。であろうと言う、私も日本人であるので、完全に理解できる。前職でも12月や決算月の3月は死ぬほど忙しく、なんでどの会社も同じ決算月にするのであろうと、よく愚痴を言っていた。きっと、色々理由はあるのであろう。

いずれにせよ、全体的な動きですら、統一感のある日本人の団体行動の素晴らしさというかチームプレーの素晴らしさには、外に出ればよくわかります。どんなに個性的な格好をしてみても、やはり日本人のお家芸はチームプレー、サッカーでも野球でも、他者を気使いながら、自分を生かす天才だと思います。

日本の文化は全体的というか、出る杭は打たれるし、出なきゃ出ないで、陰口を叩かれる、一番良いのは適度に出る。これが、また難しい。人に嫌味にならない程度に発言し、人に嫌悪抱かれないよう、フォローする。全てが気使いをベースとして、個人は自由であるが、何か見えない目に拘束される。一方、フィリピンはとにかく自由である、スーパーに行けばおばさんが歌を口ずさみ、若者が話しながら踊ったりしている、日本にいれば変わった人たちの集まりも、こちらでは至極自然な風景になる。

ただし、フィリピンにも統一感がでる季節がある、クリスマスだ。やはり、こちらでは宗教(カトリックが80%以上)がフィリピンの全体的流れを形作る、必ず日曜日に教会へ行くような、ほとんどの人が敬虔なカトリック信者である。

ここまで書くと、少し気づくことがあると思う。日本人であること、それ自体が一つの宗教観のようなものの中に生きているような気がしてくるのである。

Friday, February 20, 2015

フィリピンでの英語学習のデミリット

デメリットを理解する。

 昨今、活況を呈している、フィリピン留学であるが、巷にはリーズナブル、また充実したマンツーマン授業など、素晴らしい文言がインターネット上に溢れている。しかし、実際デメリットはないのであろうか?誰も、そこには触れない。きっと誰も見ていないであろう、このブログで私が考えるデメリットを説明しようと思う。
 まず、初めに海外留学とは何かをしっかり定義しないと、何に対してデメリットなのかが分からなくなってしまう為、海外留学の目的を定義したい。海外へ留学する事によって、何を一番期待出来るのか?これは、即答で英語力の向上である。目的は各人それぞれであるが、それでは何が英語力を向上させるのだろうか?第一に英語を使わざる負えない環境である、日本では全く経験できない体験である、英語ができないと困る環境が一番なのである。第2にフィリピンでは特にリーズナブルな滞在費用である、日本の学費と比較すれば、円安の現在でも、まだまだプライスメリットがある。

 英語を使わざる負えない環境?

 フィリピンでは日系、韓国系の語学学校が最も多く、昨今では日本人留学生の増加に伴い、日本人スタッフの充実を図る学校が多い、同時に便利で快適な留学生活を求める、留学生達がそのようなセールスポイントに見出され、入学希望者が増加するのである。ただし、同時にこれは日本語での生活が困らないという現象を引き起こす、そして留学生活なのに日本語で不自由なく暮らしてしまう。そして、日本人はこれを好む。不思議な現象である、何のための語学留学なのだろう。

 リーズナブル?

 昨年末、円安の影響をもろに受け、各校値上げに踏み切った、当校も例にもれず価格改定を行っている。今後も、政府が変わらない限りはこの傾向は続くだろう。つまり、価格メリットがフィリピン留学最大のメリットと思っているのは、少々古い考え方になりつつあり、各校も差別化、専門家、より他校より大きなメリットを見出そうと必死な状況なのである。結論を言ってしまうと、経済的状況から価格的メリットはなくなりつつあるのが実態なのである。

最大のデメリット(カナダ、オーストラリア、イギリス等と比較して)

 最大のデメリットは、フィリピンは未だ発展途上国であり、インフラに関しては未発達である事を事前によく理解しおくべきである。以前に、生徒さんで外に遊びに行けず、日本へ帰りたいと言ってきた方がいた。よくよく理由を聞くと、道路が悪く、タクシーに乗ると非常に揺れ乗り物酔いをしてしまうとの事であった、また食事中に虫を見かけ、それ以降食事も喉を通らなくなってしまったという事であった。非常に、不憫であり私としても居た堪れない感情となってしまった。このような方を2度と生み出さないためにも、フィリピンの事情の真実を伝えるべきなのである。

 通信事情は非常に悪い、Wifi等の環境は日によって変化し、調子が悪いと全く繋がらない、また国際電話等をかける事は出来ない(勿論お持ちの携帯より電話する事は可能だが高額になる。)スカイプやE-mailでの連絡が主となるがWifi状況が悪いためイライラするのである。
 外食については、個人差があるが、氷、生物(野菜含め)、水にあたり下痢になる人があとをたたない。これは、一見キレイに見えるレストランでも同様で十分に気をくばる必要がある。
 虫はとにかく多い、当たり前だ年中夏なのだから、虫が苦手で見たら失神してしまうような方には全く向かない。
 スリはとにかく多い、タクシーの中に忘れ物をすれば、100%戻ってこない、警察に行っても相手にされず、盗難届けを依頼しても、稀に警察官が金を要求してくる。どこの国でもそうだが、政府、警察は外国人には冷たい。当たり前だ、税金を払っていない。
 セブ島にはたくさんのリゾートがあるが、リゾート価格である、マニラはセブ以上に物価が高い、地域によっては日本と変わらない価格である。実際、物価は安い、ただそれは現地の方と同じ生活が出来ればの話である。大抵の日本人にそれはできないであろう。
 路上では10ペソ〜20ペソ程度でバーベキュー串が売られ、ジープニーに乗り合えば10ペソ程度で目的地に行ける、多少遠くても、2ジープニー、3ジープニーと乗り換えればどこまでも行ける。混雑時は立ち乗りだ。(海は渡れません。)
 慣れない日本人では、路上でバーベキューを食べれば、食あたりにあたり、ジープニーに乗れば、スリに遭う。つまり、ある程度安全をお金で買わなければならない。そう、考えると決して物価は安いのみではない。

 それでも、私はフィリピンが好きだ。環境が悪く、全てが計画通りには進まず、人は稀に嘘をつき、言ったことをすぐ変える。でも好きなのは、彼らはいつも楽しそうで、そして優しい、人なつこく、差別をしない、歌が好きで、踊るのも好き、みんなで騒ぐのが大好物で、お金は持っていないが、お金に頓着しない。その中で、何かを掴むために英語を学びに来るのであれば、私は言う「ようこそ、フィリピンへ」

Tuesday, February 10, 2015

英語学習で本当に必要な事

英語学習とは何だろう?

表題の根源的な問いに答えられる人は少ないだろう。それ程、語学とは知識を中心とした学問とはまた次元が一つ違うと思うからだ。これは、人によって効果的な学習法が違うからであり、これは私が確信を持って言える事のひとつだ。ここで働き始め、まずはじめに理解したことだ、同じこと、同じ授業を提供しても、伸びる人、伸びない人がいる。これは、勉強量が足りないとかそういうことではない、自分で積極的に英語で生活しようとする人は必ず伸びる、ただ出かける際も、何か伝える際も、友人や誰かを介し無難にフィリピンで過ごす人ははっきり言って伸びない。これは、面白いほど見て明らかになる。

 これは、分かりやすく言うと、こうだ。例えば、お子様は伸びるのが早い、単純に英語を話すことに、照れも何もない。ただ、大人になるとつたない英語を披露するのが恥ずかしいという感情が沸き起こる。私も、これは理解する、ただこれが最も大きなネックになるのである。はっきり言って、難しい会話をしないならば、中学英語で十分に日常会話はまかなう事ができる、思い出す程度の勉強で十分である。後は、正直慣れである、教室で先生と話す事も良いが、教室外でも積極的に英語を会話する事が必要で、不平不満すらも、英語で伝えなければいけない環境が人を伸ばす。以前もブログに書いたが、英語はあくまでもツール、そのツールを使う状況が整っていなければ、全く意味がないのである。私がこういうこと言うと、語学学校の営業のくせにと思われる方もいるが、事実であるからしょうがない。当然、各種試験対策(IELTS等)は、別物で専用の対策が必要であろう、しかし単純に日常会話程度をこなせるようになりたいと、思う人がいたなら、私はとにかく使う機会を作りなさいと返答するだろう。授業は、あくまで確認作業である。教室外で、こういうことを伝えたいのだが、どう伝えるのが良いのか?と、聞けば良いのである。
 
 困った経験は忘れない、せっかく海外まで来て、英語を学ぶのだから、その経験を大切にしてもらいたい。日本では決して困ることのない事だったり、日本では至極当然の事がフィリピンでは当然ではない事になってしまう事が山ほどある。フィリピンでの生活のもどかしさや、理解に苦しむ瞬間を大切にしてもらいたいのである。それを、ただ単純に、「こんな事、信じられない」と済ましてしまう方が簡単である。その中で、試行錯誤しながら英語を使い、伝え、文句を言い、当然の権利を主張する。これが、活きた英語だと私は理解する。

  色々な生徒さんがいるが、私自身、仕事上様々な問題を生徒さんと共有するが、稀に講師との相性が合わないという理由で講師の変更をする方がいる。これは、当然お金払ってる以上、言うべき事であろう。その際、クラススケジュールの担当者と生徒そして私が通訳代わりに間に入る。ふと、思うのである、この生徒さんが直接なんとか自分の意見を伝えようと努力するだけで、どれほどの勉強になるのかと。。。せっかくの機会をと。。そして、私が担当者を説得し、講師変更が決定すると満足顔で生徒さんが、教室へ戻るのである、少し不思議な感覚である。

  海外留学とは何なのであろう?、今やオンラインでマンツーマン授業が格安で受けられ、日本においても各種英語教育は充実しつつある。それでも、尚日本人の英語能力は低いのは何故なのか?これについて、明確な返答はできない、ただ私のつらつら書いた文章の中にヒントがあるような気がするのである。

Monday, February 2, 2015

フィリピンと語学学校と私

フィリピンと語学学校と私

 当校に通う生徒さんが、フィリピンに初めて訪れた時に何を感じ、どう思うのだろう。今、既にフィリピンに来て8ヶ月がたった時点でふと思うことである。明らかに違う文化と考え方、そこを素通りして、英語のみにフォーカスすることが正しいのか、日々の私の疑問です。個人的意見を羅列させて貰えば、語学は文化という事です。これは、非常に説明するのが難しいのですが、語学と発想とは念密にリンクしていると感じるのです。私も働き出して、正直、色々な疑問や、壁に当たりましたし、今でもその連続です。その度に、思うのはこちらの言い分を理解してもらおうと考えるのは、逆に無理強いなのではないかという考え方に現在はいたっています。ただ、当然今後変化する可能性もあります。
 日本人は概して、長期的計画のもと単月でのでっこみ、引っ込みに関しては、それほど頓着しません、逆に現在計画のどの辺におり、今後どういう動きが効率的なのかという事が重要であり、むしろ1年通した決算が重要項目でした。つまり、会社の計画遂行の為に日々尽力するわけです。一方、フィリピンでは長期計画がまるで意味のないものになります、単月での瞬発力が重要で、今月、お金が必要であれば、今月いくら稼げるかが重要です。この違いは、ものすごい違いとなって会社経営上において現れます。評価基準が違うわけです。
 確かに、一理あるのは未来は不確かであるという事です、日本人が数値を策定し綿密に計画を作り上げ、そして遂行する。但し、どんなに綿密な計画であろうと未来は不確かである以上、計画通りにはいかないという事実は残ります。つまり、分からない未来を語るのではなく、今いくら稼げるのか問いてくるのです。現状でです。つまり、ここをこうすれば、売上があがるので、こう改善していくという、全体のオペレーションは個々は眼中にない分、それぞれが自分の職務にフォーカスするという具合です。
 また、それぞれの職務に対し、フィリピンの方々は誇りをもっています。もっと言えば、日本人の謙遜のようなものはなく、仮に私が他部署のオペレーティングにこうしたら良いのではと言うと、明らかに受け入れられないのです。そう言うと愚痴に聞こえるかもしれないですが、ただその職務が自分の職務と感じると、ものすごい瞬発力を発揮し、問題をクリアーしてしまう、驚きもあるのです。これは、一長一短という事です。
 私は日本人が優れているなどという事は、決して言いたくないのです。明らかに語学能力はフィリピン人の方が優れているし、彼らのホスピタリティーは半端ではないです、学校でクリスマスパーティーをやろうものなら、皆本気です。以前勤めていた会社でも、当然、忘年会等があり、その度に今年は何をやろうかと頭をひねっていましたが、こちらでは積極性の度合いが違う、仕事を早めに切り上げても、夜遅くまでダンスの練習です。
 どちらかが良い、悪いではなく、違いを肌で感じ、そして世界の広さと日本でのみの価値観の狭さを実感してほしい。私の思いです。

こんな経験ができたのも、当校が CELIが日本経営でもなく、韓国経営でもない、アメリカ資本であり、ほとんど従業員がフィリピン人である、この学校ならではだと思います。仮に日本経営であれば、それほど違いに苦慮したり、違いに驚いたりはしなかったでしょう。

Monday, January 19, 2015

水素で走る自動車

究極のエコロジーカー

トヨタ自動車は、水素で走り、水しか出さない「究極のエコカー」(名前:「ミライ」)、燃料電池車(700万円程度)を年度中に日本で販売する。
エネルギーをコントロール出来る事は、世界をコントロール出来る事と、同意であった2014年迄、今後はどう世界情勢が変化していくのだろう。非常に興味のある問題である。アメリカのロシア制裁により、ルーブルが大暴落し、石油価格も暴落中である、実際のところロシア制裁には内需に与える影響は少ないとの見方をするエコノミストも存在する。資源輸出国通貨安は貿易黒字を拡大するのみだし、石油価格の暴落よりルーブル暴落が大きければ、結果儲けてしまうのでは?素人考えであるが。。。石油価格についても、サウジアラビアが生産調整を行わず、生産を続け、シェールガス革命の影響もあり、今後原油価格は高騰するとの見方は少数である。
その中で,トヨタ自動車が水素で走る自動車の販売開始を発表した。もう、石油の時代は終わるのではと予期してしまう、日本や資源が少ない国にとっては良い事である。
 Toyota will produce the car"MIRAI" that is moved by hydrogen, That car discharge only water. They said that car is final eco-car. They will want to start of salesing until March, 2015.
 Before until 2014, If someone can control provide oils, Someone also can control of the world. But In the future, I wondered what's change The world's situation. I have interesting that.
   Nowdays, in the Rossia's rate of ruble is decreasing, and world's rate of oils also is decreasing by sanction of  western nations to the Rossia. Actually One economist says not so effective for domestic demand of Rossia. Because the country of export natural resources is better that rate is low.


世界全体に広がる、景気停滞感は、資本主義の終焉との憶測を呼び、所得格差は大きく広がり、新たな階層社会が出来つつ有ると指摘する学者もいる。アメリカではトーマスピケティーの「21世紀の資本論」がベストセラーになった。私は、経済学者でも何でも無い、ただの営業なので詳しくは分からないが、何か大きな歴史的変革点がないと何も未来への希望の無い社会が出来上がってしまうのではと 、勝手に危惧する。 良く聞く年寄りの台詞 “昔は良かった”というが、ついつい最近、自分の口から出そうになるのを、ふとこらえる。今が一番良いのである。と、自分に言い聞かす。
 Economy staghation is expanding to all of the World, earning gap is also expanding. So some people speculate about the end of capitalist economy,  some Economist guess that become new class society. Thomas Piketty became best seller by "the Capital of 21 century"in the U.S. I'm not economist, only salesman. So, I'm not sure about economics of the World. But I anxiety about the future that is no hope to the future. Sometimes I have heard from old guys, They say It was good times before they lived. I also carelessly said that. At that time I tell myself Now is best for my life.

Friday, January 16, 2015

英語と日本語と

言葉とは、、、

 英語の起源をインターネットで検索すると、ラテン語から派生した言語と明快な答えが見つかるのに、日本語の起源を検索すると、諸説あるらしいが、結局は分からない。英語学校で働いているため、日本語がどのような分類されるのか非常に最近、興味があるが、未だに明快な答えは見つかっていない。
 English origin is derived from Latin that inform from when I searched by internet. It's common knowledge. but If I search Japanese language's origin, There is various theories. Finally I can't search that answer. Now days I work in ESL school, So I have interesting what classification is Japanese language, But until now also I can't know.

 アルタイ語説、や朝鮮語(高句麗語)源説、オーストロネシア語説、etc,,,結果、意味している事は、色々な言語の混同もありつつ、孤立語として進化してしまった日本語は、特殊なのかもしれない。日本語は主語が省略出来るし、形容詞に動詞のような活用形もある、語順はどうでもよく、助詞が重要になってくる。英語とは大きく違う。
 Japanese origin is variety of theories, for example , origin from Altai language, origin from old Korean language, origin from Austronesia language, etc,,, . As result I guess that Variety of language had affected Japanese language at beginning, and then it's evolved as isolating language. So, I think it's specialization. Japanese language can omission subject. and Japanese adjective have conjugated form like verb. More over It's not important the word order, It's important the particle. It's very different of English.    

 言葉とは、面白いもので、全ての考え方の根源である、ナショナリティーとはそこからくるのではないだろうかと考えてしまう。英語でeasy job, difficult job と使用するが、自分は口が裂けても、相手に対しeasy job とは言えない。これは日本語を使う、日本人だからであると思う。どんな仕事もeasyではない、その仕事の経験とノウハウは大切な宝であり、それを後世へ伝えて行く事で、仕事は洗練されていく。
 仮に凄腕のハウスキーパーがいたとする、彼は通常1部屋クリーニングする時間で、部屋5部屋クリーニングを綺麗に行うとする、彼の技術を新しい従業員に教育すれば、5倍の効率であり、コストは5分の1である、かれはエキスパートであり、easyでは無いのだ。
この感覚伝わるかな?
 It's very interesting that Language is roots of thinking. Maybe tendency of nationality thinking is base on the language. In English have words that is "easy job" or "difficult job". But I can't say easy job to counterpart. That is Japanese thinking what All job is not easy. It's valuable who have experience through the job, and have got the know-how of the job.  Work is getting efficient to continue to teach future generations.
   For example, If  House-keeper have good skills that He can clean-up 5 rooms during usually person can clean-up only 1 room. That company is getting efficient 5 times, costs also divided 5, If He teach that skills to another employees. He is expert, His Job is never easy.
 Can they understand that mean? 

Tuesday, January 6, 2015

2015年あけましておめでとう御座います。

フィリピンの産業

BPOとは、ビジネスプロセスアウトソーシングの略で、企業運営上の業務、またはビジネ
スプロセスを外部専門業者に業務委託を行う事である。
例えば、有名なものはコールセンターをフィリピンに置くなど、外部委託業務を行っているし、ソフトウェアの制作、プログラミングや、コンテンツの制作なども、最近ではITアウトソーシングとして、BPO産業の中でも増加傾向にある。

フィリピンのBPO産業は、近年増加傾向であり、市場動向でいうと、2009年は$72億で2010年は$90億、2011年は$110億と右肩上がりである。 やはり、安価な人件費と語学力の高さから注目され続けている。2011年段階でGDPの5%程度となっており、まだまだ伸びる余地があると思う。

フィリピンでは海外労働が外貨獲得の主要産業であり、日本にも20万人以上のフィリピン人が働いていると言われている。

今後、フィリピンでのBPO産業が発展し、主要産業となったとき海外労働者は国内で働きだすのであろうか、その時に一番困るのは日本ではないのであろうかと、、、。

BPO stands for Business Process Outsourcing, refers to the outsourcing to a specialist companies operational business and business processes. For example most famous BPO industry is "call centre". Nowadays increasing new BPO businesses that make new wave in industries by making software orprogramming of software, and make some contents is IT outsourcing.

I think that BPO business in the Philippines become big market , because it's scales USD 72 hundred million in 2009, 90 hundred million in 2010, 110 hundred million in 2011 as a period of continue economic growth. Because Philippines have reasonable personnel and they have high quality ability for languages. The market's scales is still only 5% all of the Philippines GDP, So I may think that's more bigger than nowadays.

Anyways, in the Philippines they have many overseas assignment that is main gain of foreign currency. And there are more than 200,000 Filipino people working in Japan.
In the future, if BPO market become main market of the Philippines, I guess almost all their worker are working in their country already.
So, I wondered if that happens, Japan have most difficulty in getting workers at that time.


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