Monday, February 2, 2015

フィリピンと語学学校と私

フィリピンと語学学校と私

 当校に通う生徒さんが、フィリピンに初めて訪れた時に何を感じ、どう思うのだろう。今、既にフィリピンに来て8ヶ月がたった時点でふと思うことである。明らかに違う文化と考え方、そこを素通りして、英語のみにフォーカスすることが正しいのか、日々の私の疑問です。個人的意見を羅列させて貰えば、語学は文化という事です。これは、非常に説明するのが難しいのですが、語学と発想とは念密にリンクしていると感じるのです。私も働き出して、正直、色々な疑問や、壁に当たりましたし、今でもその連続です。その度に、思うのはこちらの言い分を理解してもらおうと考えるのは、逆に無理強いなのではないかという考え方に現在はいたっています。ただ、当然今後変化する可能性もあります。
 日本人は概して、長期的計画のもと単月でのでっこみ、引っ込みに関しては、それほど頓着しません、逆に現在計画のどの辺におり、今後どういう動きが効率的なのかという事が重要であり、むしろ1年通した決算が重要項目でした。つまり、会社の計画遂行の為に日々尽力するわけです。一方、フィリピンでは長期計画がまるで意味のないものになります、単月での瞬発力が重要で、今月、お金が必要であれば、今月いくら稼げるかが重要です。この違いは、ものすごい違いとなって会社経営上において現れます。評価基準が違うわけです。
 確かに、一理あるのは未来は不確かであるという事です、日本人が数値を策定し綿密に計画を作り上げ、そして遂行する。但し、どんなに綿密な計画であろうと未来は不確かである以上、計画通りにはいかないという事実は残ります。つまり、分からない未来を語るのではなく、今いくら稼げるのか問いてくるのです。現状でです。つまり、ここをこうすれば、売上があがるので、こう改善していくという、全体のオペレーションは個々は眼中にない分、それぞれが自分の職務にフォーカスするという具合です。
 また、それぞれの職務に対し、フィリピンの方々は誇りをもっています。もっと言えば、日本人の謙遜のようなものはなく、仮に私が他部署のオペレーティングにこうしたら良いのではと言うと、明らかに受け入れられないのです。そう言うと愚痴に聞こえるかもしれないですが、ただその職務が自分の職務と感じると、ものすごい瞬発力を発揮し、問題をクリアーしてしまう、驚きもあるのです。これは、一長一短という事です。
 私は日本人が優れているなどという事は、決して言いたくないのです。明らかに語学能力はフィリピン人の方が優れているし、彼らのホスピタリティーは半端ではないです、学校でクリスマスパーティーをやろうものなら、皆本気です。以前勤めていた会社でも、当然、忘年会等があり、その度に今年は何をやろうかと頭をひねっていましたが、こちらでは積極性の度合いが違う、仕事を早めに切り上げても、夜遅くまでダンスの練習です。
 どちらかが良い、悪いではなく、違いを肌で感じ、そして世界の広さと日本でのみの価値観の狭さを実感してほしい。私の思いです。

こんな経験ができたのも、当校が CELIが日本経営でもなく、韓国経営でもない、アメリカ資本であり、ほとんど従業員がフィリピン人である、この学校ならではだと思います。仮に日本経営であれば、それほど違いに苦慮したり、違いに驚いたりはしなかったでしょう。

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