Monday, March 16, 2015

本日の日本のニュース

性能偽装問題

 東洋ゴム工業が製造する免震ゴム偽装問題で、不良品が使われた役所の庁舎12棟のうち、茨城や静岡、岐阜、三重各県の計5棟が16日、新たに分かった。すでに高知や愛媛、大阪、長野各府県の計7棟が判明しており、12棟の庁舎の内訳がわかった。
 
 合計全国に55棟の仕様実績があるようで、問題の製品は建物の基礎部分に使用され、伸縮で地震の揺れを吸収し、建物に伝わりにくくする建築用の免震ゴムである。
 国交省は同社に、所有者へ説明し、設計者らと協力して建物の安全性を調べた上で、改修・報告するよう指示。同社は会見で、担当者によるデータ改ざんの可能性を示唆した。会社側によると、問題の免震ゴム子会社の東洋ゴム化工品が製造、製品評価は工場の課長代理が10年以上にわたり1人で担当していたとする。

 このニュースを耳にし、まず最初に頭に浮かんだのは、当時国会参考人として国会招致を受けている、ヒューザーの小嶋代表で有名になった、姉歯事件が蘇る。当時構造計算書の偽造により、鉄骨量の不足や、耐震構造への不信が問題になり、耐震偽装問題と発展した。その後、建築基準法の改正等の端を発した形になった。結果、会社ぐるみというより、個人が勝手に違法性をしりつつ、顧客満足充実の為、行った事と結論づけられる。

 当時より、建築業界の手抜き工事が話題になっており、まさに顕著な事例としてお茶の間の話題をさらっていったのだ、そして今回の免震ゴム性能偽装問題である。そして、最後の1行、今回も製品評価を一人で担当していた、課長代理に全ての責任問題がいくのであろうか?問題の本質は、過去も現在も何も変わっていない。人に責任を負わせ(実際、当該担当者にも当然責任はあるのだが)本質的な問題はそのままに、会社に、行政に、文化的資質として残り、未来へと繋がっていく。その事に誰も気づかないまま、また繰り返されるのであろう。

 はっきり言うと本当に責任取るべき人間がいるのである。ただ、それだけである。明らかに高給をとり、全ての責任(例え、周知していなくても)を取るべき人間がそこにはいる。ただ、出てこないそれだけである。だから、繰り返す。

 武士道とは、責任ある立場にあるからこそ、言い訳せず、命を捧げる。そういう人間に人はついていき、そういう人間が高給となる。彼らは、命をかけるから周りが納得する。責任とは漠然としている概念である、実際、何か起きたら、誰も責任は取れないというより取り返しはきかない、タイムマシンはないのだから。だからこそ、その時に人前で腹を切れる人間が必要だったのである、現在はそのような気骨のある日本人はいなくなってしまったのであろう。昔風に言うのであれば、保身に走る者ほど意地汚い。
 
 



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